2014年2月25日火曜日

MVNOをテザリングしたい。前編

MVNOをテザリングしたいので調べてみた。

Sim Card / Public Domain Photos
今、人気の格安SIM(MVNO)を持ちたいのだが、
スマホに挿して使うだけではもったいない。
というか、auの白ロムしか持っておらず、
Docomo回線を使用した格安SIMを挿した所で認識しない。
そこで登場するのがテザリングだ。

テザリングとは、無線親機(ルーター)の様に振る舞い、
auに限らずスマホ、タブレット、ノートパソコン等、Wi-Fiが利用可能なら接続できる、とても便利な機能だ。
では、どうすればMVNOをテザリングできるのか?
当乞食が調べた事内容を書いていく。

テザリングする方法の主な3パターン

Docomo回線のMVNOのテザリングを考えている当乞食の調べた限りは3パターン考えられる。

1.Docomoの白ロムスマホを買ってテザリング
2.海外のSIMフリー端末でテザリング
3.モバイルルーターを買ってテザリング(というかこれは単にルーティングっていうんじゃないのか?)

いずれにせよ別途端末が必要。
値段は1万円以内に設定したい。

テザリングする機種を選択する

Choice / zhouxuan12345678

1.Docomoの白ロム(中古)スマホ


メリット
・入手が容易
・MVNOの通信量をソフトによって制御できる。
・テザリング専用マシンとしてだけでなく、当然そのまま使う事も出来る。。
・中古の白ロムであれば、値段が¥3K,4K前後で購入可能

デメリット
・OSのバージョン、本体により、APN問題がある(アクセスポイントという設定があり、それがコントロールされ、テザリングが出来ない様になっている。)
それを解決するにはソフトを使用して解決したり、Root化という作業を行い制限を解除しなければならない。
・中にはそれでも解決出来ず、ブルートゥース接続でなんちゃってテザリングしか出来ない機種がある。
・MVNO固有の問題が有り、相性が発生する(アンテナピクトやセルフスタンバイ問題。)
・¥3Kで手に入る中古はほとんど3G回線しか対応していない古い機種。
LTE(高速通信)対応機種は値段が跳ね上がり設定金額を越える。(2014.2現在)
・中古の白ロムはバッテリーが持たない。機種や使用経年によるが、テザリングで常時起動するなら、まず6時間は持たない。2,3時間だろう。
・「値段確認→機種のスペック確認→APN問題が解決可能か調べる→相性問題は大丈夫か調べる」という洗い出しの作業が大変、
テザリングするより、これ単体でDocomoのMVNO使う方がいい。(当たり前か)

2.モバイルルーター

こちらが有力

メリット
・Root化不要。それ前提で作られているため。
・専用で使えるのでバッテリーは持つ
・基本設計自体、ルーティングに特化している。

デメリット
・パケットモニタや通信制御等の外部ソフトによる制御が出来ない。
・全てのモバイルルーターがDocomoの通信バンドに対応しているわけではなく、
対応バンド(イーモバイルとかWiMAXとか)が違うと、スマホとは違い、他に使い道がない。
・増えてきてはいるが、モバイルルーター自体少し少ない。

3.SIMフリー端末のスマホ、モバイルルーター

メリット
・対応バンドが広く(色んなメーカー、Docomoやau、イーモバイル等)、海外のSIMも使える。海外旅行する人はいいかも。
・Docomoの回線しか使用しちゃダメ等、固有のAPN問題が存在し得ないので、気軽にテザリングできる。(Docomoのイジワルな縛りがない。) ・主に海外製品なので、英語できるなら情報が桁違いに多い。(日本語製品のSIMフリーも存在する。)
デメリット
・LTE対応、3G対応がバラバラで調べるの大変。海外製品は基本英語だし。(ただ中学生程度の英語が判ればいいだけの話だが・・・)
・そこそこ高い。
 ・海外物は当然英語サイトが主な情報源になるのでトラブル等は英語で対応。
 ・MVNOのためにSIMフリーという選択肢はオススメできない。ただし、今後SIMフリーの国内向製品が増えれば大有り。

記事の古さに気を付ける

いつ、この記事が読まれているか判らないため、このサイトも含め情報の古さに気を付けて頂きたい。
例えば、「DTI MVNO」で検索するとLTE対応前の3Gのみの話だったり、100kbpsの時の話だったりする。(2月時点でDTIはLTE対応で150kbpsだ) 結果的に、対応している機種を間違えたりしかねない。

前編の結論

前編の結論:Docomoのスマホ、モバイルルーター、SIMフリーの端末、3種類の選択肢があったが、当然の結果として、モバイルルーターが有利だ。
しかし、それは当乞食の目的が「auの白ロムを活用したい」ためである。
MVNOを"たまに"テザリングしたいのなら、Docomoの白ロムでテザリングする選択肢もあっていい。

  後編はモバイルルーターの機種を絞っていく


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